箱根路
正月二日の個人的チャレンジといえば、アレ
箱根駅伝の往路コースを自転車で走破するという、ろんぐらいだぁすな面々には
ちょっぴりおなじみなイベントである。
大手町から走り出して、箱根のてっぺりんを制覇すという、例のアレ
2017年1月2日のチャレンジは、信号ストップでペースが上がらずスタート時間に
間に合わなかったうえにメカトラブルでスタート地点にすら立てなかった
という醜態をさらしてしまったので、「こりゃいかーん、2018年こそは決めてやるぜ」
と思ったのもつかの間、ほとんど走りこめないまま年末をむかえてしまったのだった。
輪行抜きで走っても200kmあまりと、決して無茶な距離ではないものの
2017年のチャレンジでは、市街地の信号機の多さを甘く見すぎていたのが大きかった
と反省したけど3日で忘れましたけども。
てなわけで、なんか走れる気がぜんぜんっしない
今年の駅伝は、炬燵の中から応援だ、なんていう悪魔のささやきを振り払い
向かうのだ大手町へ!
す~す~、むにゃ…
・・・
・・・・
・・・・・
箱根湯本駅にとうちゃ~く!
おい、どういうつもりなのさ
どうもこうも、登るんですよハコネを
だからどうして
そう、おれっちは走る、この箱根路を!
心肺機能の底上げにと始めたランニングで脳に毒が回り、峠ラン・ジャンキーになったぽいので駆け上がることにしました。
けっこうなマジバシリ(本人談)なので写真が一切なくてさみしいので
2014年1月2日の動画より切り出した静止画でイメージをお伝えしちゃうよ
チャレンジ概要
箱根駅伝ランナー気分をすこしだけ味わおうチャレ
コースレイアウト:国道1号線 箱根駅伝5区後半(箱根湯本→国道1号線最高地点)
距離:約13㎞ 取得標高:855m
持ち時間 120分
10:35 箱根湯本をスタート
平年どうりだとゴールの最高地点をランナーが通過するのが13:20前後くらいなので
通行規制がかけられる前に、登り切るには1km/h 9分を切れればいけるのでは?
てな感じの、どんぶり勘定で10:50分スタートを想定していたのだけど
(あまり早く着きすぎるとハコネちゃんの凶悪な冷気に耐えるイベントが発生するのじゃ
本番特有の心配性が突然発病してしまったので、たまらず駆け出す
スタートから27分経過
大平台のヘアピンコーナーを駆け抜けると、駅伝ランナー気分を満喫だ
おおお、これは ここちいいぞ!(苦しいけど
10%ほどのエリアを進んでいるとクロスバイクでもがいてるお兄ちゃんをオーバーテイク
2~3%くらいのエリアで抜き返される
43分経過
宮ノ下T字路を左折すると、一気に増す勾配
これはまさに心臓やぶりの坂
さてはお前、破りにきてるだろ、おまい
フォームを崩さないように骨盤を意識しながら駆け上がってゆく
いわゆる腰が落ちた状態になると脚が前に出なくなってまるで進まなくなる
骨盤がおねんねしそうになるのを必死にこらえる苦行がつづくよどこまでも
腰の落ちない走りを実現するには、強靭なる体幹が欠かせないのだ
体幹、もっと鍛えなきゃ
1:04経過
小涌園の左コーナーを通過
ロードの半分くらいのペースでここまで来たが
真の戦いはここからだということを、この後思い知ったのであった
中継ポイント付近の沿道を埋め尽くすギャラリーの声援を一身に受けるランナーの気分を堪能、とかしてる場合ではないです、苦しいです助けてください
あの丘をこえてゆくんだ(あはは
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめああさい(ゲフゲフ
箱根は地獄だ(確信
ゴールタイム 1:47
平均速度1km 8:10を達成できたので、おおむねの目標クリアーということで
頑張りすぎて早く着きすぎたので、この後ハコネちゃんのコールドブレスで震えが止まらなかった事は言うまでもあるまい。
辛く苦しい戦いだったぜ
こいつは一体、なにと戦ってるんだか。